海のそばで

必ずしもそうだとは言えませんが、
技術者って何かと評価されにくいっていうことをどこかで聞いたことがあります。
本当かどうかは分からないですけど・・・特に研究職の人となれば、
なかなか成果が出にくい職業みたいで、営業などのすぐに数字で結果が一目で分かるっていうのに比べると、
上の人たちも何を基準に評価したら良いかっていうのは確かに疑問なのかもしれません。
よく医療業界は１つの薬が製品になるまで、何十年ってかかるって言いますからね。
そうなると、その間の成果はいったい何で評価されるのっていう話になってきますよね・・
後は、逆に何か大きな発明をしたとしても、基本的に権利は全て会社のものとなるので、
自分に特許のお金が入ってくるわけじゃなく、
会社によってはよくやったとか小さな臨時ボーナスで終わるようなことも少なくないみたいです。
でも、それが大発明だった場合、小さなボーナスではやっぱり満足出来ないっていうのが
人の心だとも思います。
そういった中で、ここ数年は企業相手に裁判を起こしては、
多少、報奨金を貰ったりっていうのがありましたが、それがソニーでもあったみたいです。
ソニーのプレイステーション２の中の機器に関して発明した方が、
それに関して裁判でソニーに主張していたみたいですが、それが通ったんだとか。
金額に関してはだいぶ小さくなったみたいですが、本人もそれはプロに任せると言っているみたいですよ。
何より通ったっていうのが技術職の方々には嬉しいニュースではないでしょうか。